コスパがいいinumeshiドッグフードに、なんと「inumeshi・フィースト」という、おいしさを追求した上位版があるということなので、早速購入してみました！
通常のinumeshiは全犬種対応の１種類しかありませんでしたが、今回は年齢と小型犬・中型犬・大型犬のラインナップも用意されており、当初よりも研究して製造されたんだと感じます！
今回はユズハ（愛犬）に合わせた、inumeshi・フィースト（１歳以上・小型犬）を試してみました！
食いつきの悪いユズハ（愛犬）が食べてくれたのか？原材料から見て安心なドッグフードなのか、評判や口コミから合わせて検証していきます！
inumeshi・フィーストドッグフードの原材料チェック
まず始めに、inumeshi・フィーストドッグフードの原材料の情報をまとめてみました。
原材料
チキン （乾燥チキン 、チキンファット）、米、大麦、オーツ麦、ビートパルプ、醸造用イースト、ミネラル類（鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素）、ビタミン類（A、D3、ビオチン）、ユッカシジゲラエキス
※１歳以上・小型犬用の原材料になります。
inumeshi・フィーストドッグフードの原材料から気になる点
早速、inumeshi・フィーストドッグフードの気になる原材料を徹底検証していきます。
大事なたんぱく源となる肉類は何を使っている？
通常のinumeshiドッグフードでは穀物主体とされた作りになっていましたが、inumeshi・フィーストでは、チキンが第１主原料となっており、以前よりも動物性たんぱく質への配慮がなされていました！
ただ、乾燥チキンとチキンファット（鶏肉の脂）という記載でしたので、新鮮な生肉は使用されていないようでした。
乾燥ということで、チキンミールと同様と感じる方もいらっしゃいますが、乾燥チキンでの記載は「可食部」での製造になるので、安心して大丈夫かと思います。
公式サイトにも「上質なお肉をたっぷり使い、おいしさをそのまま封じ込めました。」という記載もありましたし、変な部位を入れているとは考えにくいです。
コスパと品質を考えられば仕方ないのかもしれませんが、おいしさを追求した上位版ということであれば、乾燥チキンや鶏肉の脂での構成ではなく、生肉のみを主体とした作りにしてほしかったです。
ミール系について
ミール⇒乾燥させて粉にしたものになります。その為、チキンミールと記載があれば、チキン（鶏）を乾燥させて粉末にしたものということになります。
ミールという記載は、肉副産物として捨てられる部分（内臓、骨、血液、とさか、皮、くちばし、爪、羽など）も使用されており、栄養価もなければ良質でない肉を利用している可能性が高いです。
アレルギー・消化不良になりやすい穀物は使用している？
通常のinumeshiドッグフードではアレルギーになりやすい穀物を使用していましたが、inumeshi・フィーストではアレルギーになりにくい、「米」「大麦」「オーツ麦」が使用されていました！
私が推奨しているグレインフリーのドッグフードではないですが、アレルギーになりにくいグルテンフリーのドッグフードとも言っていいでしょう。
ただし、動物性たんぱく質と穀物の割合が書いていないのが心配です。
犬の身体の構造上、穀物を消化するのに必要なアミラーゼという酵素が少ないので、アレルギーがでにくい穀物といっても、消化不良を起こしやすく下痢になる可能性もあります。
穀物が全て悪いわけではないですが、第２～４原料までが穀物なので、割合的に穀物が上回っている可能性が高いので、与え始めはしっかりと様子をみましょう。
もしワンちゃんの身体に合わない、穀物のすべてが不安という場合は、グレインフリー（穀物不使用）のモグワンドッグフードが食いつきが良くおすすめです。
ビートパルプの使用
ビートパルプを使用している物は粗悪なドッグフードと言う方もいらっしゃいますが、粗悪とまではいかないと思っています。
ただ、個人的にはビートパルプを使用したドッグフードを与えたくありません。
その理由としては、ビートパルプは食物繊維が豊富過ぎて、犬にとっては便秘になりやすい原材料だからです。
また、非常に安価な原材料でかさましでコストを落とす為に使用しているのがほとんどです。
おいしさを追求したのであれば、コスト面ではなく、他の食材で補ってほしかったですね。
ビートパルプ⇒サトウダイコン（別名：甜菜（テンサイ））の搾りカスです。
inumeshi・フィーストドッグフードのおすすめポイント
では、私が思うinumeshi・フィーストドッグフードのおすすめポイントをお伝えさせていただきます。
ユッカシジゲラのエキスを使用
ユッカシジゲラって何？と思われる方もいると思いますが、植物の名前です。
この植物の抽出物は、腸内環境を整える働きがあり、ウンチの悪臭を軽減するとも言われているようです。
私はウンチの悪臭を軽減するために、乳酸菌が入ったドッグフードを選ぶようにしていますが、ユッカシジゲラエキスも同様の効果が期待できそうです。
コスパを考えながら、このような配慮がなされているのは嬉しいポイントですね！
お試しサイズがある
ドッグフードを切り替えるときの問題点は、通常サイズを購入して食べなかった時に、余ってしまうということです。
ですが、inumeshi・フィーストドッグフードなんと200gが送料無料で498円という安さでお試しができます！
これであれば購入しやすく、私もまずはお試しサイズを購入しました！
それも１種類だけでなく、全種類でお試しサイズがあるので、どの犬種を飼っていても、まずは試すことができるのは嬉しいですね！
公式サイト以外でAmazonや楽天で買える
ペットショップなどでは販売されていないようでしたが、公式サイト以外で楽天やAmazonでも販売していることが分かりました。
公式サイトでは、会員価格9680円（15㎏）が最安値ではありましたが、楽天などはポイント別で9980円（15㎏）でしたので、値段も気にするほど変わらないです。
自分の購入しやすいサイトで購入するのが一番かなと思います。
私は定期的に購入するか分かりませんでしたので、購入しやすい楽天を利用しました。
inumeshi・フィーストドッグフードを実際に与えた感想
特に害のある原材料は使用されていませんでしたので、ユズハに実際に与えてみました。
結果は・・・１食のみ完食！という結果になりました。
通常のinumeshiドッグフードと比べて完食はしてくれましたが、次の日からは残すようになりましたので、そこまでお気に召さなかったようです。
基本的に動物性たんぱく質の割合が多いドッグフードを与えているユズハは、穀物主体のドッグフードは食べないことが多いです。
なので、通常版よりも原材料の質は上がったとは言え、やはり第２～４の原料が穀物なので、割合として穀物が多いのかもしれません。
私のみの口コミだと信憑性もないと思いますので、inumeshi・フィーストドッグフードを買っている方の口コミを探してみました。
inumeshi・フィーストドッグフードを買った人の口コミと評判
参考までに、実際に愛犬に与えた方の口コミをいくつかご紹介したいと思います。
inumeshi・フィーストドッグフードの良い口コミ
この質であればコスパがとてもいいです！
初めて与えた時の食いつきが凄かったです！あっという間に完食でした。
inumeshi・フィーストドッグフードの悪い口コミ
コスト的には嬉しいのですが、うちの子は我慢して食べている様子です・・・
規定量与えているのですが痩せてきました。さらには食糞をするようになりました。
まとめ
通常のinumeshiドッグフードに比べたら、動物性たんぱく質への配慮もなされていたので、まさしく上位版だなと感じました。
その分、価格も高くなってはいますが、コスパ的にも申し分ないドッグフードだと感じます！
ただし、コスパを意識した為か、「質」の部分は少し中途半端な作りになっていると思います。
動物性たんぱく質も生肉を使用していない、第２～４原料が穀物なので穀物の割合が多そう、ビートパルプでコストを抑えている、といった部分が原材料から感じられました。
また、通常版と同様に、痩せてきたという口コミがあったのは驚きでした。
やはり、コスト面への意識で栄養価的に総合栄養食として製造されていないのかもしれません。
私が与えているモグワンドッグフードでさえ、総合栄養食として栄養価の基準を満たすために、様々な食材を原材料としています。
コスパが良い反面、栄養価としては微妙なドッグフードかもしれませんね。
コスパばかり重視するのか、大切な愛犬の健康を重視するのか、飼い主さんの判断でドッグフードを選ぶといいですね。
