
日本初の国産ドッグフード「ビタワン」を製造している歴史あるメーカーが手掛けているドッグフードになります。
以前はCONBO(コンボ)の評価もさせていただきましたが、「コンボピュア」という着色料・香料・保存料無添加で展開したフードがありましたの、試してみることにしました。
様々なラインナップがありますが、今回は、「コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)」を選びました!
食いつきの悪いユズハ(愛犬)が食べてくれたのか?原材料から見て安心なドッグフードなのか、評判や口コミから合わせて検証していきます!
コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)の原材料チェック
まず始めに、「コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)」の原材料の情報をまとめてみました。
原材料
穀類(トウモロコシ、小麦ブラン、ライスブラン、コーングルテンフィード)、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、フリーズドライ鶏肉、チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆、おから粉末、大豆粉末)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂(ピュアオリーブオイル含む))、魚介類(小魚、小魚粉末)、ビール酵母、野菜類(キャベツ、大麦若葉、カボチャ、トマト、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、モロヘイヤ)、セレン酵母、オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、コンドロイチン
コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)の原材料から気になる点
早速、コンボピュアドッグフード 国産鶏肉・小魚・野菜ブレンドの、気になる原材料を徹底検証していきます。
大事なたんぱく源となる肉類は何を使っている?

犬の食事には動物性たんぱく質が大事と言われている中、第2主原料に肉類と記載がありました。
そして使用されている肉類は、チキンミール、牛肉粉(ミール)、豚肉粉(ミール)、チキンレバーパウダーという、肉副産物を使用している可能性が高いドッグフードであることが分かりました。
一切、生の動物性たんぱく質は使用されていないドッグフードのようです。
また、どうしても気になったのは「国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド」という商品名にも関わらず、牛肉や豚肉が使用されていたことです。
少しでも国産鶏肉を使用していれば、商品名にしていいのでしょうか?
牛肉や豚肉にアレルギーがあり、鶏肉という言葉で「鶏肉のドッグフードだ」と勘違いして購入している方もいらっしゃるはずです。
もしもアレルギーがあるようなワンちゃんであれば、購入しないように気をつけてください。
日本初の国産ドッグフードを製造した会社であり、コンボ ピュアというこだわりのあるドッグフードを展開していても、動物性たんぱく質への配慮が足りていない感じがします。
ミール系について
ミール⇒乾燥させて粉にしたものになります。その為、チキンミールと記載があれば、チキン(鶏)を乾燥させて粉末にしたものということになります。
ミールという記載は、肉副産物として捨てられる部分(内臓、骨、血液、とさか、皮、くちばし、爪、羽など)も使用されており、栄養価もなければ良質でない肉を利用している可能性が高いです。
アレルギー・消化不良になりやすい穀物は使用している?

第1主原料に、トウモロコシ、小麦といった、アレルギーになりやすい穀物を使用していました。
穀物が全て悪いということではないですが、犬の身体の構造上、穀物を消化するのに必要なアミラーゼという酵素が少ないので、ここまで穀物類が入っているとなると、消化不良を起こしやすく下痢になる可能性が高そうです。
私は穀物を使用しないグレインフリーのドッグフードを推奨しますが、もし穀物を使用しているのであれば、玄米のような栄養価が高く、アレルギーになりにくいグルテンフリーのドッグフードを選ぶことを強くおすすめします。
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添加物の使用について

なんと、通常のCONBO(コンボ)の時は、「着色料」と「香料」という添加物を使用しておりましたが、コンボ ピュアに関しては記載の通り「着色料・香料・保存料無添加」でしっかりと製造されていました!
添加物のほとんどは、諸外国では発がん性の疑いがあるとの理由で、使用が認められていない国が多いです。
安価なドッグフードの中には、合成酸化防止剤(BHA・BHT)や着色料などは発がん性の報告もある添加物を使用している物が多いです。
危険性のある添加物を使用せずに製造するようになって一安心です。
少し高くはなりますが、もしもコンボのシリーズを購入予定であれば、たった数百円の違いなので、添加物を使用していない「コンボ ピュア」を選びましょう。
コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)のおすすめポイント
では、私が思うコンボ ピュア ドッグフード 国産鶏肉・小魚・野菜ブレンドのおすすめポイントをお伝えさせていただきます。
国産子魚をそのまま使用している

これは、通常のCONBO(コンボ)でも同じ仕様で、子魚をそのまま使用しています。
魚には、DHA、EPA、タンパク質、カルシウム、タウリンといった健康効果の高い栄養素が含まれています。
人でもこれらの栄養素が大切と言われているので、どれか一つでも聞いたことがある栄養素はありませんか?
おやつに煮干しを与える方もいるくらい、魚の健康効果に期待している方が多いのです。
なので、フードに子魚が入っているのは個人的に嬉しいポイントです。
ただし、魚が良いからと言ってむやみやたらあげるのはNGです。
商品によっては塩分が高いものもありますのであげすぎに注意です。
フリーズドライ製法の使用

皆さんはフリーズドライの味噌汁などを飲んだことはありませんか?
お湯を入れただけで、インスタントとは思えない野菜の新鮮さを感じると思います。
コンボ ピュアでは、使用されている原材料の中で、鶏肉とチーズをフリーズドライ製法で作られています。
フリーズドライ製法の何が良いかというと、おいしさも栄養価も損なわれにくいということです。
通常の製造方法では熱処理をしっかりしていますので、熱に弱い成分は栄養素が少なくなってしまう傾向にあります。
その上で、鶏肉とチーズをフリーズドライ製法にしているのは、栄養素がそこまで失われていない可能性があるのです。
鶏肉やチーズの割合は分かりませんが、少しでもおいしさを出そうとしたことが好印象ですね!
Amazonや楽天でも買える
基本的に、ペットショップ、ホームセンター、などで売っていますが、ラインナップによっては取り揃えていない場合があります。
配送も込みで、Amazonや楽天で安く購入することができるので、通販での利用がおすすめですね!
コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)を実際に与えた感想

穀物の割合が多かったですが、着色料・香料・保存料無添加でのドッグフードだったので、実際に与えてみました。
結果は・・・餌の匂いを嗅いで終了しました。
基本的に動物性たんぱく質の割合が多いドッグフードを与えているからか、穀物主体のドッグフードには興味がないようでした。
1食くらいは食べてくれるかなと思ったのですが、まったくダメでしたね。
私のみの口コミだと信憑性もないと思いますので、コンボ ピュアドッグフードを買っている方の口コミを探してみました。
コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)を買った人の口コミと評判
参考までに、実際に愛犬に与えた方の口コミをいくつかご紹介したいと思います。
コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)の良い口コミ

うちのワンコさんのお気に入り他のフードはあまりがっつりいかないけどこのフード違います残さずペロリと食べてしまいます。

フリーズドライのササミが美味しかったのか、食いつきも良く、他のフードと半々に混ぜてます。
コンボピュアドッグフード(国産鶏肉・小魚・野菜ブレンド)の悪い口コミ

鶏肉ばかり食べて、フードを食べません。

検査していないのでアレルギーか分かりませんが、下痢のような症状がありました。
まとめ
日本初の国産ドッグフードで歴史があるメーカーということで期待していましたが、動物性たんぱく質もいろいろな肉を使用していますし、動物性たんぱく質への意識が低いように感じました。
また、犬の食事のうち50~70%は肉・魚関連の食べ物を与えることが好ましいとされている中、アレルギー性が高い穀物ばかり食べさせることになります。
せっかく、着色料・香料・保存料無添加のドッグフードの展開を考えたのであれば、販売商品を全て安価にせず、ランクが高い原材料にもこだわった商品展開にしても良かったのではないかと思います。
しかし、国産という中で、誰にでも買える金額でドッグフードを販売し続けているのは企業努力であると思います。
食いつきに関しては、良いという評価もありましたが、主となるドッグフードよりも、フリーズドライの鶏肉が美味しいから食べているのではないかと感じます。
飼い主さんの事情や、犬の好みもあると思いますが、私は大切なユズハの為に、原材料にこだわりたいと思ってドッグフードを選んでいます。
食べる物は体の不調に繋がりますので、愛犬の健康状態があまり良くないことが続くようであれば、ドッグフードの切り替えも視野に入れるようにしてみてください。
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