自社工場生産にて、ヒューマングレードの食材を使用しているドッグフードと聞き、好印象だったので、購入に至りました!
ドイツでは、人間が食べられる原材料を使わなければいけない法律があるらしく(規則 178/2002/EC)、さらに期待が高まります!
様々なラインナップがありましたが、今回は口コミ数が非常に多かった、「ハイプレミアムシリーズの成犬用ラム&ライス」を選んでみました!
当時の食いつき具合も含め、消化や健康面でも大丈夫なドッグフードなのかお伝えしていきます。
ボッシュドッグフードの原材料チェック
まず始めに、ボッシュドッグフードの原材料の情報をまとめてみました。
原材料
フレッシュチキン(25%)・米(15%)・コーン・キビ・ラム肉粉(5%)・鶏肉粉・コーングルテン・ビートパルプ(糖分除去カブ繊維)・動物性脂肪(鶏脂肪)・加水分解タンパク質(鶏肉)・全卵(ドライ)・肉粉(豚肉)・魚粉(サケ・イワシ・アカウオ・ニシン)・亜麻仁・エンドウ豆・魚油・酵母(ドライ、マンナンオリゴ糖0.1%、 βグルカン0.06%)・ナチュラルザルツ(岩塩)・グリーンリップドマッセルエキス(0.1%)・塩化カリウム・チコリ(ドライ)
※ハイプレミアムシリーズの成犬用ラム&ライスタイプ
ボッシュドッグフードの原材料から気になる点
早速、ボッシュドッグフードの気になる原材料を徹底検証していきます。
大事な動物性たんぱく源は何を使っている?
第1主原料がフレッシュチキンを使用し、その他に肉粉(ラム(5%)、鶏、豚、魚)で構成された、ドッグフードでした!
肉粉は使用していましたが、粗悪なミール系は一切使用していませんでした。
公式サイトにも、犬の負担を強いる肉副産物は使用していないと、しっかりと明記してあったので安心していいと思います。
また、肉類はドイツ農林省の認証を受けた自然飼育肉のみ使用している部分も明記してあったので、こちらも安心できるポイントです!
ただ、犬の食事のうち50~70%は肉・魚関連の食べ物を与えることが好ましいとされているので、個人的には動物性原材料のパーセンテージが少ない気がします。
フレッシュチキンが25%なので、その他の肉粉類で割合を高めている可能性もありますが、%の記載がないので分からないですが、ギリギリ基準値というところではないでしょうか。
それでも、大事な動物性原材料に対する想いを感じるドッグフードですね!
ミール系について
ミール⇒乾燥させて粉にしたものになります。その為、チキンミールと記載があれば、チキン(鶏)を乾燥させて粉末にしたものということになります。
ミールという記載は、肉副産物として捨てられる部分(内臓、骨、血液、とさか、皮、くちばし、爪、羽など)も使用されており、栄養価もなければ良質でない肉を利用している可能性が高いです。
アレルギー・消化不良になりやすい穀物は使用している?
原材料を見てみると、アレルギーになりやすいコーン・コーングルテンを使用していました。
原材料は、ドイツ農林省の認証を受けた無農薬有機栽培穀物などを使用し、安全なドッグフードを提供しようとしています。
それでれば、犬のアレルギーに対する配慮もしていただきたかったですね。
また、アレルギー性の低い「米」なども使用していましたが、であれば大麦や玄米などの栄養価の高い穀物を使用していただきたかったです。
犬の身体の構造上、穀物を消化するのに必要なアミラーゼという酵素が少ない関係で、消化不良を起こし下痢になる可能性が高いので、与え始めの際はしっかりとワンちゃんの様子をみてあげてください!
ビートパルプの使用がある
安価なドッグフードの中には、ビートパルプを使用しているドッグフードがありますが、ビートファイバーも同じ原料です。
ビートパルプは、粗悪なドッグフードと言う方もいらっしゃいますが、粗悪とまではいかないと思っています。
ただ、個人的にはビートパルプを使用したドッグフードを与えたくありません。
その理由としては、ビートパルプは食物繊維が豊富過ぎて、犬にとっては便秘になりやすい原材料だからです。
また、非常に安価な原材料でかさましでコストを落とす為に使用しているのがほとんどです。
原材料へのこだわりからドッグフードを製造しているのであれば、ビートパルプは使用せず、栄養価の高い食材から作ってほしかったですね。
ビートパルプ⇒サトウダイコン(別名:甜菜(テンサイ))の搾りカスです。
ボッシュドッグフードのおすすめポイント
ラインナップが多い
子犬、成犬、シニア用の他に、ダイエットやラブル犬用の特別食まで用意されているドッグフードです。
味も一種類ではなく、数種類も用意されているので、愛犬の症状や好みによって選べるのは嬉しいポイントですね!
ただし、今回は、ハイプレミアムシリーズの成犬用ラム&ライスを選びましたが、実際はチキンが主原料になっていました。
なので、商品名だけでアレルギーに配慮されていると勘違いしてしまうかもしれませんが、実際にいくつもの動物性原材料を使用していたので、気をつけなければいけません。
アレルギーに配慮されているドッグフードではないことは頭に入れておきましょう。
※ラインナップが多く全ての商品を把握しておりません。確実なアレルギー用がある場合もありますので、ご確認ください。
Amazonや楽天で購入できる
高品質なドッグフードの中には、決められたサイトでしか購入できない場合もあります。
その中で、ペットショップ以外にも、Amazonや楽天で簡単に購入ができる点は良いですね!
ただし、決められたサイトでしか購入できないような高品質なドッグフードにもメリットがあり、品質管理もしっかりしていて、定期的に製造しているドッグフードを購入できます。
それに比べ、Amazonや楽天での購入は、販売会社ごとに商品を管理をしているので、場合によっては品質管理が適当な場合があります。
ボッシュドッグフードは輸入後の商品管理も徹底しているようなので、必ず正規店から購入するようにしましょう。
安いからといって、非正規店で購入すると品質管理していない商品が届く可能性もありますから気をつけましょう。
ボッシュドッグフードを実際に与えた感想
食いつきの悪いユズハが食べたかというと・・・1食完食という結果でした。
最初の食いつきは良かったのですが、次の日から食べなくなりました。
原材料の品質は良いと思ったのですが・・・
普段から動物性原材料が高めなモグワンドッグフードを与えているので、それと比べたら動物性原材料としての味が微妙だったのかもしれません。
以下、モグワンドッグフードとの価格比較表を作成してみました。
ドッグフード | 価格 | 100g当たりの価格 | 公式サイト |
ボッシュドッグフード(3.0kg) | 5060円 | 約167円 | 購入はこちら |
モグワンドッグフード(1.8kg) | 3920円 | 約217円 | 公式サイトはこちら |
また、私のみの口コミだけだと信憑性もないと思いますので、ボッシュドッグフードを買っている方の口コミを探してみました。
ボッシュドッグフードを買った人の口コミと評判
参考までに、実際に愛犬に与えた方の口コミをいくつかご紹介したいと思います。
ボッシュドッグフードの良い口コミ
2匹のわんこのメインのフードです。1匹が今ひとつ食いつきが悪くトッピング等してますが・・・もう1匹は何もかけなくてもパクパク食べます(笑)
うちの子は美味しそうに食べます!うんちの状態にもいい感じです!毛並みが良くなるような気がして他は買っていません。
ですが、だんだん値上がりしていってるように思います。
ボッシュドッグフードの悪い口コミ
犬にも好みというものがあるので微妙ですが、我家の愛犬の場合、このフードに全く興味を示しませんでした。
食いつきがいまリニューアルしてから、食いつきが悪くなってしまいました。
小粒になったのはよかったのですが
なぜか「ぷいっ」とそっぽを向くように・・・・
まとめ
「人間品質の食材使用が義務付けられているドイツ製」ということだけで、ボッシュドッグフードの品質の良さが分かります!
ボッシュドッグフードの口コミを見ても、食いつきの点と安心・安全という理由で購入している人が多かったですね。
ただ、値段が徐々に高くなっていることに不満を言う方が何人もいました。
世界情勢的に仕方ありませんが、アレルギー性のあるコーンやコスト削減のビートパルプを使用しているのに、値段が高くなっているのであれば、ボッシュドッグフードの魅力がなくなっている気がします。
通販であれば、ヒューマングレードでアレルギー性のないグレインフリーのドッグフードはいくらでもありますからね。
私が愛用しているモグワンドッグフードもその一つです。
実際、価格を比べても100g当たり50円の差しかありません。
原材料への安心度でボッシュドッグフードを購入していると思いますが、愛犬の一生の健康を考えた時に、この価格の差をどう思うかですね。
ワンちゃんの好みもあるので何とも言えませんが、値段が高くなってきているのであれば、他にも良い商品はたくさんありますので、探してみることをおすすめします。